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2016.04.19:

FLAG MAKER|nakaban

ol_A2_nakaban

FLAG MAKER

nakaban

●会期 2016年4月23日(土)~7月10日(日)
●時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
●会場 MeiPAM1
●料金 MeiPAM1,2,4共通一般 1,000円 / 中高生700円(瀬戸内国際芸術祭2016パスポート提示で一般800円・中高生500円)
MeiPAM5一般500円(瀬戸内国際芸術祭2016パスポート提示で一般・中高生共に400円)

 

仕事場のあちらこちらに手のひらに載る程の小さな絵がいつしか増えていった。

誰かに見せたくなるような、それとも秘密にしておきたいような小さな絵。

こんな小さな絵には「今」という時がくれる偶然の秘密が込められるように思う。

 

これらの絵があるとき、「旗」のようにみえることに気がついて、頭の中で妄想が拡がった。

旗はなにより先ず記号で、共同体の連帯をあらわし、天候や危険といった情報を知らせる。

「旗」はグラフィックスの一番旧いカタチであるといえるかもしれない。

 

けれども僕の描いた旗(のようなもの)はやはり個人的なものに過ぎない。

伝えたいことなど本当は無いし、連帯などという事からは程遠い丘の上でひらひらしている。

ただ、このような個人的に愉しいことを深めると

逆にひろい世界に開けるものになるという見方もある。

だからこそ絵描きという職業が現に存在している。

 

そうだ、それなら素直に「愉しさ」や「自由」ということを知らせるのだ。この旗で。

そう思いながら描く絵は手のひらの上に興った

とても小さな国の旗のようで、何だか儚い夢のようだ。

やはり秘密にしておこうかなと思った。

展覧会を見に島に来てくれるみなさんと僕だけの秘密にしよう。

 

nakaban_プロフ画像

nakaban 

1974年生まれ、広島県在住。
絵画、版画、彫刻やアニメーション等を制作。
イラストレーターとして絵本、雑誌、新聞に挿絵を描き、
音楽CDや店舗ロゴマークのグ13年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。
主な作品に絵本『よるのむこう』(白泉社)、『みずいろのぞう』(ほるぷ出版)、など。
近作には『怪談えほん (10) はこ』(小野不由美作/岩崎書店)。
CDジャケットの仕事も多数あり近年は二階堂和美、キセルの音楽作品のジャケットを手がけた。

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